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先史・古代館 夫餘/三韓
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位置
展示室の紹介
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- 扶余·三韓室では、急激な社会変化をもたらした新しい生産技術を中心に様々な国の暮らしぶりを紹介しています。この時期は鉄器を日常道具として広く使用するほか、新しい土器製作技術が導入され、窯において高い温度で土器を焼き始めました。特に、三韓の生活と文化をよく見られる「昌原茶戸里墓」から出土した丸太の棺と多くの埋葬物が展示されています。当該資料は、中国の歴史書に残された記録とともに当代の姿を復元するに重要な意味を持っています。 さらに、古代国家への成長を促進した中国中原、オルドス、倭など周辺地域との活発な交流の様相が見られます。
- 古朝鮮が中国東北地方と韓半島北部地方を中心に勢力を広げて消え去る頃、満州地方には扶余と高句麗、韓半島北部東海岸地方には沃沮と東濊、中南部地域には馬韓、辰韓の三韓が成立します。扶余は中国と交流の上で発展し、高句麗は周辺勢力との葛藤と緊張の中で勢力を伸ばし、かつての古代国家として成長していきます。沃沮と東濊は高句麗の影響下にあり、馬韓·辰韓·弁韓は百済·新羅·加耶に統合され古代国家の基盤を築きます。
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先史・古代館
各時代の特徴的な展示品を通して、韓国文化の起源と展開過程が見られる空間です。旧石器時代から統一新羅、渤海時代に至るまで、先史と古代の時間が感じられる11つの展示室でおよそ1万点の展示品に出会えます。