国立中央博物館に寄贈された文化財を展示する寄贈館は、寄贈者を記憶し、寄贈の意義と価値を感じていただく空間です。
寄贈3: 寄贈された文化遺産の多彩な世界
寄贈とは、多くの人々と伝統文化を分かち合いたいという気持ちから出発します。収集家が保管していた文化遺産は居場所を変え、博物館の所蔵品となりました。博物館に寄贈された約5万点にのぼる文化遺産は、土器、陶磁器、金属工芸品、木製家具、書画など多岐にわたります。ここには、昔の生活文化が反映されている書物や文房具、伝統工芸品のほか、土や金属で作られた品々、そして外国の文化遺産まで、多彩な寄贈品が展示されています。