紡錘車
紡錘車は、糸をよるための最も原始的な道具です。中央の孔に軸棒をはめ込み、繊維を軸に沿ってよりあわせて糸を作りました。釜山・東三洞(プサン・トンサムドン)貝塚では、網のついた土器片がみつかっており、紡錘車で2~3本の繊維をよりあわせて網糸にしていたことが分かります。新石器時代の紡錘車はほとんどが土製で、直径は約4~5cm、形態は円盤形、玉形、円錐形、算盤珠形など様々です。