龍飛御天歌
『龍飛御天歌』は、訓民正音の創製の後、ハングルで著わされた最初の書物で、15世紀の言語や文学を研究する上で貴重な資料です。朝鮮王朝が天の意思によって成立したことを詠んだ歌詞と、その背景の説明で構成されています。世宗の直系である穆祖・翼祖・度祖・桓祖・太祖・太宗の行跡を、125章の叙事詩によってあらわしています。『龍飛御天歌』は、宮中の宴で歌われたとされています。