國朝寶鑑
この書籍は、歴代王の立派な業績を書き綴ったものであり、セジョン(世宗)大王の性格と業績が詳しく記録されています。世宗大王は、王室研究機関の「集賢殿(チプピョンジョン)」を改編して有能な学者を育成し、ハングルを科学的に表現する文字である「訓民正音(フンミンジョンウム)」を創製しました。また、科学技術こそが国の要だという考えの元で、測雨器、海時計、水時計など様々な科学機器を発明しました。国土拡張にも熱を入れた世宗大王は、南では倭寇(わこう)を撃退し、北は豆満江(トゥマンガン)を境に国境線を確定し、民の教化にも熱心で、『三綱行実図』などの書籍を編纂しました。
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