馬牌

馬牌とは、朝鮮時代の公務で出張する官員が、駅馬の利用許可を得るための証票です。面には、官員の等級に相応した馬の数が表現されており、裏には字号と発給日、そして「尚瑞院印」の字があります。初期の馬牌は木製でしたが、耐久性に乏しく、世宗の16(1434)年2月、鉄製のものが作られました。その後、『経国大典』が頒布されたころから、銅製の馬牌が用いられるようになりました。

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