馬牌
  • 年代

    朝鮮

  • 材料

    金屬 - 金製

  • 寸法

    直径9.5~11.5

  • 番号

    南山 747

   馬牌は官員が公的な仕事で地方に出張する際、駅馬を利用できるように尚瑞院で発給される牌をいう。初期の馬牌は木でつくられたが破損がひどく、1434年(世宗16年)2月に鉄でつくって使用した。その後、『経国大典』が頒布された時期にいたり、銅でつくった馬牌が使用され始めた。
  馬牌の一面には馬の頭数を刻み、もう一面には字号と年・月および“尚瑞院印”を刻む。
この所蔵品は真釉製で、1624年(仁祖2年)と1723年(景宗3年)及び1730年(英祖6年)に 各々製作されたものである。