金銅薬師如来立像
- 年代
統一新羅
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材料
金屬 - 金銅製
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寸法
高29cm
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指定文化財
328
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番号
本館 325
衆生のあらゆる病苦を救う薬師如来は、主に坐像で表現されるが、統一新羅後半にはこのように立像で表現される例が多い。
仏像の体躯は状態が非常に良いが、台座と光背は失われている。ふっくらした顔に耳が一際長く表現される。首には三道(煩悩道、業道、苦道)を表す3条の陰刻線が刻まれている。螺髪には肉髻が表現されている。左手は薬壺を軽く受けており、右手は下に垂らし、親指と中指をつけている。
特に、この仏像は衣文が特異であるが、右肩を出し左肩にだけかけた(偏袒右肩)大衣の上に、別の衣で右肩を覆っている。正面の衣文はU字形で、幾重にも重なって垂れ、裾は鰭状をなす。