甘露幀
  • 年代

    朝鮮

  • 材料

    糸織

  • 寸法

    200.7x193.0

  • 番号

    新收 13521

 通常図の中央に描かれる法会の場面は省略されているが、図の下に前世の業を表現した、苦痛を受ける衆生の姿を特に大きく表現している。

 衆生が受ける苦痛は、中央に大きく表現された餓鬼に集約されているが、上に描かれた仏はあたかもこれを救済するために人間世界に降りてくる姿をみせている。