符籍板
  • 年代

    日本の植民地時代

  • 材料

  • 寸法

    42.3×21 厚1.4

  • 番号

    新收 9579

 その用途は確実にわからないが、一種の符籍板(護符板)、あるいはその他の巫俗的なの意味の版画を刷るためにつくった木版と思われる。
 板の前後に動物と花の絵が彫刻されている。片面には豹と豹の背に乗った鷲、燕などが彫刻され、もう片面には豹と豹の背に乗った鷲と菊があり、落款も押されている。上部には孔があいているが、ここに紐などをくくって使用したものとみられる。