白濁釉水盤
  • 年代

  • 出土地点

    新安郡

  • 材料

    陶磁器 - 白濁釉

  • 寸法

    高5.3、口径15.3、底径8.6

  • 番号

    新安 74

外反された口縁の頸(くび)に乳頭文がぐるりと廻らされている。胴裾は少々下に膨らみを持たせた形で、禽獣形の脚が三脚付いている。
胴の内底は丸く、釉薬が施されていない部分があるが、その他にも胴の外側の底面・三脚の内側・畳付にも釉薬が施されていない。これらを除いては白濁釉が施されている。胎土が覗かれる部分は紫朱色を帯びている。
中国浙江省金華県の鉄店窯で類似した形の磁器が発掘されたことから、同じ窯地のものであると推定される。