青磁陽刻蓮池童子文花形鉢
- 年代
高麗
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出土地点
開城付近
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材料
陶磁器 - 青磁
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寸法
高5.6、口径18.1、底径5.3
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番号
徳寿 5744
型を利用して文様を施した花文鉢である。内側面には童子と蓮花、水鳥がそれぞれよく調和した水辺の風景を表現している。底部に穏やかに、波状文を下地とした大小の砂丘がみえる。そして蓮花、蘆、水草水草が生い茂るのんびりとした蓮池を背景として、六人の童子が遊びに熱中している場面が浮彫で表現されている。このような童子文は、神聖さや生産、豊饒などを象徴するもので、純青磁が盛んに製作されていた時期に登場する。多くは葡萄唐草文と共に青磁の文様の素材としてよく利用されている。