重要
興法寺廉居和尚塔
- 年代
統一新羅
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材料
石
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寸法
高さ 170cm
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指定文化財
104
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番号
新收 18237
制作理由について記された「塔誌」が出土し、塔の主と制作年代が明らかになった貴重な遺物である。統一新羅時代、文聖王6年(ムンソンワン、844)に作られた禅宗山門の一つである迦智山門の第2代禅師、廉居和尚(?-844)のために作られた。
八角堂の形の塔身に四天王などが浮彫に刻まれている典型的な僧塔(高僧の舎利を安置した塔)である。現存する最古の僧塔であり、規模はそれほど大きくないが、細かく端正に彫刻されている。この僧塔の影響なのか、これ以降のほとんどの僧塔は八角構造に華やかな浮彫が施されている。