金海・大成洞(キメ・テソンドン)2号墓から出土した青銅製品です。朱漆を塗った木材の上でみつかったもので、盾飾りと推定されています。中央の笠形の突出部を中心に、4つの突起が時計方向に伸びています。沖縄などの熱帯地域に生息するスイジガイをかたどったものと思われ、倭と加耶の交流を示す遺物です。