『経国大典』
朝鮮時代の基本法典である『経国大典』です。世祖(セジョ)の命を受けて編纂が始められ、成宗16(1485)年に施行されました。鄭道伝(チョン・ドジョン)の『朝鮮経国典』と、趙浚(チョ・ジュン)の『経済六典』など、様々な法典類を参考に、改訂・補完を繰り返し、完成させました。朝鮮の統治体制の礎となる『経国大典』は、全部で319の条文が、吏典、戸典、礼典、兵典、刑典、工典という六典の別にまとめられています。