御座
王が座る椅子を御座、龍床、玉座といいます。王の権威と尊さを表現するため、御座の周辺は特別な装飾がほどこされています。御座は床より高い場所に設けられ、御座の背後には五峰と海、太陽、月などが描かれた日月五峰図屏風が立てられ、天井には2頭の龍が描かれた神秘感と威厳をかもし出す天蓋が設けられています。御座・日月五峰図・天蓋の調和により、絶対かつ永遠の王・王権・王朝を象徴しています。