混一疆理歴代国都之図
現存する韓国最初の世界地図です。太宗2年(1402)、金士衡、李茂、李薈によって制作されました。中国からもたらされた世界地図をもとに、朝鮮と日本に関する部分を補完し、世界地理に関する当時の情報を集め、完成しました。中国と韓半島が特に大きく描かれており、ヨーロッパ・アフリカ大陸を含む朝鮮時代初期の世界認識をよくあらわしています。世界各国の地名130余りが書き込まれており、当時の地理情報が忠実に表わされています。