瓢形瓶
瓢形瓶
瓢箪形の瓶は、五代以降、11世紀に中国の北方地域で流行し、高麗でも製作されました。同作品は高麗時代の瓢形瓶の中でもとりわけ優れた作品で、浮彫の上に線刻で細部が表現され、さらに文様周辺の余白に魚子文をほどこすなど、非常に立体的です。