天興寺鐘
天興寺鐘
高麗時代の銅鐘としては最古のもので、統一新羅時代の様式を継承しています。正面をにらみつけ、宝珠を口にした龍や、紀年銘が入った位牌形の枠は、高麗時代の新たな要素です。位牌形の枠には、遼の統和28(1010)年、聖居山の天興寺で造ったという銘があります。