この展示は、中央博物館・アジア館の内実化を図り、今まで購入してきたアジアの美術品を新しく披露するものです。
今まで国立中央博物館は、購入と受贈を通じてアジア関連の文化財を持続的に確保してきました。アジア館の常設展示と多様な特別展などを通じて、これらを速やかに一般公開することにより、アジア文化に対する理解を、人々と共有するために努めております。
今回公開する展示品は、最近購入した文化財と、2002年から購入して保存処理と調査研究により遺物の持つ意味を明らかにした66点の未公開文化財です。
今回の展示を通じて、アジア美術の多様性と特性を理解し、ひいてはアジア各地の文化を理解するきっかけになることを願っております。