特別展「145年ぶりの帰還、外奎章閣儀軌」の開催
- Date2011-08-03
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特別展「145年ぶりの帰還、外奎章閣儀軌」の開催
ㅇ 会 期:2011.7.19(火)~9.18(日) ㅇ 会 場:国立中央博物館 平常展展示館 特別展示室 ㅇ 展示品:「豊呈都監儀軌」など104件165点 |
国立中央博物館は、
朝鮮王室の儀軌は、2007年にユネスコ「世界記録遺産」として指定され、その歴史的・文化的価値が認められた朝鮮時代の記録文化の華と言えます。朝鮮王朝(1392~1910)の間、その製作が続けられ、「礼」を重視する儒教文化の特徴がよく表れています。さらに朝鮮時代の統治哲学や国の治め方が分かる大変価値のあるものです。特に、今回返還された外奎章閣儀軌の殆どは、国王の閲覧のため製作された「御覧用」であって、国内外において唯一本が相当含まれているため、今後の儀軌の研究や活用にとても重要な史料となります。
本特別展を通じて、外奎章閣儀軌の重要性と芸術的価値、そして返還されるまでの各位の尽力を十分感じ取っていただくと共に、国立中央博物館は外奎章閣儀軌に対する調査と研究をさらに深め、今後様々な分野で活用できるよう努めて参りたいと思います。
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