重要
名賢帝王事跡図
- 年代
朝鮮
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材料
糸織 - 絹
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作家
作家未詳
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寸法
各107.3x41.8cm
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番号
徳寿 1484
神話時代の三皇五帝をはじめ、中国古代の聖君の驚異的な業績を描いた八幅の絵である。第一幅「河図出水」は伏羲氏が八卦をつくったという故事、第二幅「神農開市」は神農氏が初めて市場を開いた故事、第三幅「涿鹿之戦」は黄帝が蚩尤を破った戦いを描いている。また、第四幅「鼓腹撃壌」は堯王の時代に民が暮らしに満足して歌を歌ったという故事、第五幅「舜帝大孝」は舜王が王位に就く前、彼の孝心に感動した象が代わりに畑を耕してやったという物語を表している。そして、第六幅「大禹治水」は夏朝の創始者である大禹が黄河を治める場面を描いており、第七幅「夢齎良弼」は商の高宗が夢で見た傅説を肖像画をもとに探し出して宰相として登用したという故事を取り上げている。なお、第八幅「聘問処士」は、帝王が隠居している処士を訪ねる場面を描いたものとみられる。古代の聖君たちの神秘的な物語を華やかな彩色で表現した作品で、画風から、19世紀初頭に図画署の画員が描いたものと推定される。