蔡仁範墓誌銘

墓の主に関する記録を後世に伝えるために墓に納める墓誌銘です。被葬者の業績や人となりを記し、末尾に銘を加える形式をもつようになったのは、高麗時代からです。この墓誌銘は、高麗に帰化した中国南唐出身の学者、蔡仁範のものです。書は、縦横に井桁を引いた後、きちんとした端正な楷書で刻まれています。韓国に残る最古の墓誌銘です。

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