櫛目文土器
  • 年代

    韓国

  • 材料

    土製

  • 寸法

    高16.7

  • 番号

    K番 427

咸鏡北道鏡城郡元帥台貝塚から出土した。1933年に日本人横山将三郎が踏査して遺物を採集した。細かい胎土を用いており、外面は赤褐色を帯びる。
 器形は平底の円筒形で、口縁部はわずかに外反する。口縁部と胴部には、2~3条の短い横線文を平行に連続して施文する。
 元帥台貝塚は、韓半島東北地方の新石器時代では比較的新しい時期の遺跡で、その年代はおおよそ紀元前2000年頃と推定されている。